週末はホメオパシーの勉強の為に通っているハーネマンアカデミーの授業でした。
金曜日の大雪で、車には雪がどっさり積もっていて出発するのは大変でした
今回は2年生最後の授業というのでとても楽しみでした。
2日間での主なテーマは「受け継ぐ」と「癌」についてでした。
「受け継ぐ」ことについては、京都南禅寺にある老舗料亭「瓢亭」の代替わりをテーマしたドキュメンタリーを観ました。
DVDの中には人気の老舗料亭「菊乃井」の村田さんなど、たくさんの老舗料亭の方々が登場します。
私がとても驚いたことは、それぞれの主人が、ライバルともいえる料亭の厨房に顔を出し、味見をし、作り方まで聞きあうということです。
村田さんは言っていました。「京都というのは独特であって、みながそうするのです。私が若い頃は瓢亭の主人に育ててもらったし、今度は私が瓢亭の跡継ぎを育てていく役なんです」
京都というのは何か特別なものがあるように感じていましたが、こういうことだったのです。
本当にいいものを、受け継いでいくために、自分だけの欲を考えず、本当にするべきことをしていくのです。
本当にいいもの、本当に伝えていきたいもの、本当に大事なもの、本当に残したいもの・・・・・
京都の料亭の主人達は本当のものがしっかりと見えているのです。
本当に大事なものが、本当にわかった時、自分のやるべきことが自然に出てくるのだと感じました。
京都の老舗料亭は半端なく高いですが、本物をいつか味わってみたいです。