父のデスクにある本を見つけました。
茶道の本です。
どんなものかと中をペラペラ〜。
点前の教則本で写真がたくさん載っているのですが難しくてさっぱりわかりません。
本の最初に「〜濃茶点前には、深く厳しい精神的な準備と正しい稽古が必要です。」と書かれていました。
茶道の世界は知りませんが、いつも大変そうにしている父に納得です。
日本の文化を少しでも伝える為に頑張っているそうです。
日本の伝統文化は奥が深くて、一見では良さがわからないものが多いように思います。
私達の時代は何でもわかりやすいもの、すぐに結果が出るものが価値のあるものとして捉えられるようになってきているように思います。
すぐにわからないからこそいいものであるように思います。
一見面倒であるものこそ価値があるような気もします。
日常生活の中の料理でも裁縫でも庭いじりでも何でも、そんな時間こそ自分自身を知ることができる大切な時間になるように思います。
ゆっくりと自分自身と向き合う時間が必要だと思います。